ザイザル服用中の飲酒について

ザイザルは日本で臨床応用されている抗アレルギー薬の代表格です。ザイザルは、花粉症などのアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、さらにアトピー性皮膚炎やアトピー咳嗽の治療にも広く使用されています。ここではザイザル服用中の飲酒の影響について解説します。
飲酒が影響することとしてはまず現在の症状の悪化要因となることが挙げられます。例えばアレルギー性鼻炎の治療のためにザイザルを服用しているとします。アレルギー性鼻炎の代表的症状として鼻閉が挙げられます。アレルギー性鼻炎の患者さんが最も苦痛に感じる症状としても鼻閉が挙げられます。この鼻閉はアレルギー反応によって鼻粘膜が腫れあがることによって、空気や鼻汁の通り道が無くなってしまう状態となります。この鼻粘膜には沢山の血管が通っています。飲酒によってアルコールを摂取すると、アルコールが血管を拡張させます。その影響で鼻粘膜の腫れがさらに悪化し、鼻閉をさらに強く感じてしまうかもしれません。またアトピー咳嗽の治療をしている場合にはアルコールの摂取によって、アルコールが喉の粘膜表面に残った状態となります。アルコールは揮発して、周りの水分も失わせてしまうため喉を乾燥させてしまいます。これによって喉がさらに過敏な状態となって咳が出やすくなったり、新たに感染症によりかかりやすくなったりしてしまいます。
またザイザルの副作用として眠気が有名ですが、アルコールによる眠気との相乗効果によってより強い眠気に襲われる可能性があります。
ザイザル服用中に飲酒をしてはいけないというわけではありません。しかし、前述の通り症状を悪化させたり、副作用の眠気を強くしたりすることがあるため、あまり大量の飲酒をすることはおすすめはできません。